おしらせ

初詣について⑥

それではお社に向かいましょう。

ここで、奉納するお賽銭。

「賽」とは、
神からたくさんの幸せをいただいたので、感謝の気持ちを持って、神様をお祭りすると言う意味です。

どんどん今までのお話が繋がってきます。

農作物も何もかも、神様からの賜り物。

昔は、こういったことから、
お米等の農作物や、塩、お酒、漁で得たお魚等を奉納していました。

現代はお金が多いですね。

さて、その、お賽銭の金額のお話です。

当然、神様には欲はありませんので、
「○○円じゃないとだめだ!」とか、
「これじゃ安いじゃないか!」などと、思われるはずもなく、怒るわけもありません。

金額ではなく、
神様に感謝と畏敬の念を抱き、神に向かうことそのものに意味があります。

昔、農作物等を捧げたように、
お金じゃなくとも構わないわけです。

感謝と畏敬の念を抱き、自由に決めましょう。

初詣について⑦に続く