(加筆しました)
私が幼い頃は、
社会的に様々な差別が横行していた時代でした。
実際、小学3~4年の頃、
近所に住む同学年の女の子から、
「ピアニストの子供なんて、そんな食べていけない仕事の子供!あなたがピアニストになったところで、食べていけるわけがないって、お母さんが言ってた!!」
と、いつも嘲笑われながら言われていました。
全く気にしていませんでしたけど(笑)
今思えば、職業に対する差別ですよね。
そんな中でも、
私の父は、
「何があったとしても、明日は我が身だ。
人を嘲笑ったり、非難したり、見下したり、侮蔑してはいけません。
いつなんどき、自分がそうなるかもしれない。
そして、今、目の前のことは、
あなたがそうならないためにも、
努力する気持ちのきっかけを与えてくださり、
そうなった時の覚悟も与えてくださる。
そのためにも、
神様が見せてくださっているんだ」
と、常々話してくれました。