これからの日本では、成人男女のEBウィルス感染症の「初感染」が増えるかもしれません。
理由としましては、昨日のブログにも記載しましたが、
昔は、親が小さな子どもに食事を与える時に、親の口の中で食べ物を咀嚼してから与えたり、親が使ったスプーンをそのまま洗浄せず子どもに使わせたりしたりすることが、日本においては当たり前でした。
しかし、現代では「親の虫歯がうつる」のを理由に、これらは行ってはいけない行為として、広く周知されています。
ということは、幼少期に親子間で、EBウィルスが感染する可能性が少なくなるので、成人になってからの感染率が高まる可能性があるわけです。
おたふく風邪やはしかもそうですが、成人してから初感染をした場合、重症化しなくても症状は重いと言われています。
いずれにしても、早期発見にこしたことはありません。
38.3度以上の高熱が続き、喉が腫れ、喉の扁桃腺に”白い苔が付いたような膿が”出て、強い倦怠感が続いた時は、どうか、EBウィルス感染症を疑い、血液検査等、対処をされることを強くお勧めします。