古神道の思想は、「自然神崇拝=アニミズム=多神教」です。
神様がいる。霊界がある。全ての存在は、元々、神様が生んでくださった分け御霊。
神様が生んで下さった御霊があるから、この世に体という形が作られ、そこに御霊が宿り、人となる。
それは人だけではなく、太陽も、月も、大地も、海も、河も、山も、動物等、全て同じで、神様が生んで下さった分け御霊があるから、この世に形が作られ、そこに御霊が宿り、太陽や月になる。
全ての存在が神様の分け御霊。
結果、全ての存在が神であり、多神教という思想になります。
自分自身の魂、御霊そのものは、神様からの賜りもの。
この世の全てが、神様からの賜りもの。
目の前の大地も、水も、農作物も、何もかも全て、神様からの賜りもの。
だからこそ、今、私は生きている。生かされている。
神様へ感謝の祈りを捧げずにはいられない。
そういった神への祈りが「お詣り」や、「お祭り」の原型となりました。
初詣について③に続く