それではお社に向かいましょう。
ここで、奉納するお賽銭。
「賽」とは、
神からたくさんの幸せをいただいたので、感謝の気持ちを持って、神様をお祭りすると言う意味です。
どんどん今までのお話が繋がってきます。
農作物も何もかも、神様からの賜り物。
昔は、こういったことから、
お米等の農作物や、塩、お酒、漁で得たお魚等を奉納していました。
現代はお金が多いですね。
さて、その、お賽銭の金額のお話です。
当然、神様には欲はありませんので、
「○○円じゃないとだめだ!」とか、
「これじゃ安いじゃないか!」などと、思われるはずもなく、怒るわけもありません。
金額ではなく、
神様に感謝と畏敬の念を抱き、神に向かうことそのものに意味があります。
昔、農作物等を捧げたように、
お金じゃなくとも構わないわけです。
感謝と畏敬の念を抱き、自由に決めましょう。
初詣について⑦に続く