お正月飾りについてご説明しましょう。
①「門松(角松)」は、年神様が降臨されるヒモロギであり、依代(ヨリシロ)です。
②注連縄(シメナワ)、注連飾り
●注連縄は、ご神域とそうでない場所を区切る目印となる縄です。いわゆる結界です。
紙垂(シデ)は、天と地を結ぶ神様の力である稲妻を表しています。
●注連飾りは、
注連縄に、長寿を祈る「裏白」、代々の繁栄を祈る「葉つきの橙」、子孫が絶えないことを祈る「ゆずり葉」を飾ります。
③鏡餅は、
穀物神である年神様へのお供え物であり、年神様の依代でもあります。
④いつまでに飾り、いつまでに外すか
原則的には12月27日、12月28日までに飾ると良いとされていますが、
12月28日が「8=八=末広がりのハチ」となり縁起が良いとされます。
今年の12月28日は、友引なので、11時~13時だけが「凶」なので、この時間を避けて飾りましょう。
【29日は「二重苦」や「苦立て」と言われ、31日は「一夜飾り」と言われ敬遠されます】
⑤いつまでに外すか
原則的には松の内を過ぎたら外します。
関東では7日に取り外し、関西では15日に取り外すのが一般的です。